リフォーム施工実績

築19年が経過した民家をまるごと1棟リフォーム。
間取り、建具、水廻り等、内外装を見直し、新たに生まれ変わりました。

〔変更内容〕
築19年の物件で水廻りが暗い、使い勝手が悪い2世帯住宅でしたが、基本構造がしっかりしてた為メンテナンス不足の玄関ドアと一部を除き既存のサッシやサイディングを使用して外観デザインをしました。
孤立し暗いキッチンを日当たりの良い位置に移し飾り棚やライティングを工夫しライフスタイルが楽しめるプランとしました。
今まではリビングをとおっての洗面室でしたが、親世帯に気兼ねすることなく使用できるようホールから出入りできるプランに変更。
2階には納戸をつけた洋室とウォークインクローゼットつきの寝室に間取りを変更。

 

外観

築19年の物件。外壁は耐久性に優れているガルバニウム合板を使っているため傷みは少ないが見た目の古めかしさが気になる。

 

1Fはサッシと玄関ドアを交換した為それに伴い外壁のはりかえを行ったが、2階は既存のトリプルサッシをそのままに外壁も色を塗り替えただけで既存の活用を図りコストを抑えた。

 

リビング

リビングの入り口を入ると目の前にペチカ、またコーナーには作り付けの棚があり圧迫感。
また動線も悪かった。

 

生活動線を考え、ドア、間仕切り位置を変更。床の段差を解消、しきこみ絨毯を全てワックス不要のフローリングに交換。

 

リビング

リビングに隣接したキッチンはうす暗くてせまい。
そのせまいキッチンを通らないと洗面、浴室に行けない動線。
リビング奥の和室が南面で一番日当たりのいい場所だがほとんど使われていない空間。

 

日あたりの良い南側にリビング・ダイニング・キッチンを持ってきました。
大幅な間取り変更により、沢山の居場所ができ、2世帯6人がゆったりくつろげる空間となった。

 

キッチン・ダイニング

古いお家ではこのようなキッチンが多い現状です。独立したキッチンを配置した間取りをしたものの、収納との距離が近く取り回しが悪くなっています。

 

キッチン背面には壁一面に家電収納+システム収納を取り付け、以前の和室の空間を活かし、対面キッチンとダイニングを。大きな窓で明るく、庭を眺めながらお食事を楽しめる空間に。

 

エントランス

既存は木製の玄関ドア。寒さ対策として玄関の内側に2重の内建具建具がついており圧迫感があった。また下駄箱は2世帯には全く容量が足りていない状況。

 

家族全員分のくつも充分に収納できる下駄箱を設置。
機密のいい玄関ドアを採用したことで中扉もはずし、開放的な玄関ホールとなった。
また扉は全てホワイトにしすっきり感をだしている。

 

玄関ドア

風雨に耐え切れず、老朽化が激しい玄関ドア。建物に比べて玄関ドアのイメージが悪く、実際よりかなり古ぼけた感じに。

 

最新の玄関ドアに交換し、TVインタホンなど現在では必須のアイテムも設置され、見た目も文字通り一新されました。

 

階段

玄関を入った正面から折れた位置に左回りについていた階段。(玄関正面からは階段下収納の扉が見えてどん詰まり状態。

 

玄関正面から緩やかな形で右回りに上っていく階段に変更にしたことで、トイレのドア位置も変更し玄関正面がらのすっきりした動線と使い勝手のよい階段した収納に変更、また階段の窓からの光を確保できた。

 

 

「木の城たいせつ」設計の昭和後期の設計。
玄関の防寒のためか2重引き戸で圧迫感のあるエントランス、リビングには暖炉を模したストーブ設置場所があり、小さいながらも和室、独立キッチンが配置されています。
ただし、浴室へはキッチンを通らなければならず、玄関から階段へすぐ駆け込めない。

 

老朽化した玄関周りを交換し、収納たっぷりのエントランスに。
階段の配置を交換した結果、階段への経路が良くなり、洗面浴室もリビングに干渉する事無く利用できる。
また、小さかった和室とキッチン、やや大きかった洋室の間取りを再構成。
リビングからも見通しの良い、快適なダイニングキッチンが出来ました。

 

広めの10帖の洋室や、バルコニーがある2階ですが、目を引く納戸には採光が無くせっかくの広い洋室も、大型の棚であまり固められていました。

 

採光の無い納戸に窓を設置し、明るい洋室にしました。
どのように使うかはお客様次第です。
また、各洋室にはちょっとした棚や収納を設置。
部屋の大きさを修正し、ウォークインクローゼットを配置しました。